モノ評価ブログ

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大阪万博記念公園「太陽の塔」の中が天才すぎる

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大阪万博記念公園を代表する岡本太郎作「太陽の塔」。

太陽の塔の外観は、未来、現在、過去を象徴する「黄金の顔」「太陽の顔」「黒い太陽」と3つの顔で構成。

なんとなく妙な面白い塔のイメージですが、塔の中は天才すぎ。

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太陽の塔に近づくと白が基調なのでかなり汚れが目立ちます。

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太陽の塔裏、さらに汚れが目立ちます。

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「手」のつなぎ目がはっきりと分かる、崩落しないか心配です。

1970年万博開催から50年、岡本太郎はただ過去の栄光に引きずられた人なのか。

この時点では太陽の塔の中の期待値はかなり低い。

太陽の塔入館は事前予約制で、入館料(大人720円、小中学生310円)、別途、自然文化園・日本庭園共通入園料(大人260円、小中学生80円)が必要、本当に価値あるのか?

太陽の塔の中「地底の太陽」

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入場料を払い、先に進みます。

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塔内は写真撮影、動画撮影OK。

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進んでいくと「地底の太陽」があります。

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プロジェクションによっていきなり「地底の太陽」が血だらけになります。

youtu.be

約2分のプロジェクション動画。

正直、ここまではあまり感動がありませんでした。

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プロジェクションを観た後は「生命の樹」へ。

ここから先に進むと、プロジェクションに戻れません。

太陽の塔の中「生命の樹

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真っ赤な塔内中心に「生命の樹」、底にはアメーバーなどの原生生物。

この底から階段で外観でいう「手」の所まで上がります。

階段に上ると撮影不可。

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上を見上げると、ハ虫類、恐竜、人類と生命の進化の過程を表現、「手」の所で人類となります。

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人類の進化は、手の発達と火の発明。

「手」で人類となること、塔内の赤は火を表現しているのではないでしょうか。

f:id:monohyoka:20211206185653j:plainイデアの宝庫、よく練られた表現力、岡本太郎の天才さに感動する太陽の塔でした。