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『史上最強の投資家バフェットの財務諸表を読む力大不況でも投資で勝ち抜く58のルール』メアリー・バフェット/デビッド・クラーク:読書感想

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長期投資向けの本、「永続的競争優位性」がキーワード。

財務諸表の各項目を丁寧に説明し、永続的競争優位性のあるスーパースター企業を発掘する。

その大前提として最初に3つの条件が提示されます。

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①他にはないユニークな製品を売っている会社
コカ・コーラペプシ、ハーシーズ、バドワイザークアーズワシントン・ポスト、プロクター&ギャンブル(P&G)、フィリップモリス、リグリー、クラフト

②他にはないユニークなサービスを売っている会社
ムーディーズ、H&Rブロック、アメリカン・エキスプレス、サービスマスター、ウェルス・ファーゴ

③一般大衆からの安定した需要がある製品もしくはサービスを、低コストで仕入れて低コストで売っている会社
ウォルマートコストコネブラスカ・ファニチャー・マート、ボーシェイム・ジュエリー、バーリントン・ノーザン・サンタフェ鉄道

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これは、財務諸表ではなくアメリカの人々がどのような生活をしているか想像を膨らませる必要がある。

そして、財務諸表の各項目の分析から投資の注意点が初心者にも分かりやすく書かれています。

本の内容はたしかに当り前でそうだなと納得させられます。

この本でも最も驚いたのはP107貸借対照表流動比率は永続的競争優位性の判断材料にならない」

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通常、流動比率は「流動資産÷流動負債=流動比率」で1より高いか低いかで、短期負債を返済できるかどうかの指標となる。

1より低いと、流動負債が返済できず、企業が窮地に追い込まれるとされています。

しかし本では考慮しない。

なぜなら、永続的競争優位性のある企業は流動比率が1より低くても高い収益を生み続け、流動負債は滞らず、不況も関係ないためである。

コカ・コーラが1を下回っていても、収益力が高いので問題ない。

鋭い視点を学べる1冊です。