平和観音寺は、兵庫県淡路市釜口にあった寺院・博物館。正式名称は「豊清山平和観音寺」だが、宗教法人の認証は得ていない。 土台を含めた高さは100メートル、像自体の高さ80メートルの「世界平和大観音像」は、建造当時は世界最大の像として話題になったが、2006年2月26日に閉館し廃墟となっている。老朽化により2021年に解体が決定された。
大阪市西区を中心にオフィスビル、賃貸マンション、ビジネスホテルなどの経営で財を成したオクウチグループの創業者の奥内豊吉が私財を投じ、出身地である淡路島に1977年に建立したものである。
1988年に奥内が死去し、妻が遺志を引き継いで営業を継続するも、その妻も2006年死去したことから閉館され、次第に荒廃し廃墟となっていった。
中略
相続人がいないことから、民法の規定により2020年3月30日付で土地を含めて国の所有物となった。 これを受け、4月1日、財務省近畿財務局が、観音像を周辺施設と共に解体撤去すると発表した。2020年度中に塔と山門、2021年度から2か年で観音像をそれぞれ撤去する予定。
2021年5月21日、近畿財務局は観音像の解体工事を6月に始めると発表され、翌月の2021年6月15日より解体工事が開始された。解体費用は8億8000万円と試算されている。
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2021年8月時点、引用の最後の一文より、所々でカンカンと何かを解体している音がします。
像や土台のヒビ割れ、窓のラクガキが顕著。
中はどうなってるの?と見たいが、防犯カメラがあるのでやめておきましょう。
解体が始まったばかりなので、まだ観音像の全体像が分かります。
そのうち無くなりますので、見たい方はお早めに。