エヴァファンなら絶対行くべき聖地、山口県宇部市のJR西日本宇部線宇部新川駅。
シン・エヴァ4(演奏記号のリピート記号が表記できないので最終作を4とする)ラスト2分に大人となったシンジが宇部新川駅で目覚めます。
向かいのホームにはレイ、アスカ、カヲルがいて、シンジとマリは手をつないで宇部新川駅を駆けだし、映画は終わります。
観光地でも何でもない、住宅と工場が広がるまち、しかしエヴァファンなら絶対に行く価値あり!
電車は1時間に1本、11時台はなし。
2両編成ワンマン運転(トイレあり)、エヴァのラストシーンを40分間反芻しながら揺られていきます。
宇部新川駅
宇部新川駅到着、テンションMAXです。
シンジが座っていた3番ホーム。
レイ、アスカ、カヲルがいた1番ホームを3番ホームから臨みます。
マリ「さあ、行こう、シンジくん」
シンジ「うん、行こう」
と2人で手をつないで3番ホームから階段をのぼり改札に向かいます。
宇多田ヒカル「One Last Kiss」が流れ、シンジとマリが宇部新川駅からまっすぐ走って出てきます。
映画では白い柵がなく駅からまっすぐ広場に出ていますが、現実は無理です。
右側を2人は走り抜けます。
この時のシーンはドローンで上空から、駅から西、南へ反転、2人はフレームアウト、後は背景。
特徴的な青看板ABホテルが映り、興産通り先の工場地帯、と2分間の宇部新川駅のラストシーン。
そして暗転してエンドロールが10分流れ、『シン・エヴァンゲリオン劇場版4』は終了します。
ここまでが映画に忠実な聖地巡礼の楽しみ方、わずか2分ですが大人になったシンジ、エヴァの集大成をここで感じれます。
宇部新川駅、周辺では他にも楽しめるスポットがあります。
宇部新川駅内外
1番ホームのアスカが座っていたベンチ後ろに水槽がありました。
映画では描かれなかった水槽、よ~く見ると、
枯れた水槽に悠然としているアヒル?
映画で描かれなかったのは何か意味があるのか?
駅改札内の記念スタンプ。
駅改札外の小さなセブンイレブン。
エヴァグッズや山口みやげを販売。
期間限定まちじゅうエヴァグルメフェアを知らせるポスター。
映画公開ポスター島通踏切
奥に真締川を跨ぐ鉄橋とシンジがぼんやり描かれている映画公開ポスターがあります。
左の〇と☒標識、「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」が印象に残ります。
場所は、宇部新川駅から南東200m。
ここで合ってますが、電車が停まっているので☒が見えません。
しかも鉄橋はさらに300m先。
回り込むと、〇と☒標識もあります。
鉄橋の方へ近づきます。
うっすらシンジが見えた方はシンのエヴァ通です。
ポスターでは白い鉄橋ですが、実際は色褪せた鉄橋、やはり実物を見ると違うことが分かります。
ラーメン一久新川店
宇部新川駅を降りてすぐのラーメン一久新川店。
深いコクの豚骨ラーメンはクセになる美味しさです。
以上で、 『シン・エヴァンゲリオン劇場版4』映画ラストシーン宇部新川駅の聖地巡礼を終わります。
宇部新川駅の感想
観光地でない宇部新川駅、不便な場所なので行くか迷っていたのですが、青春18きっぷが残っていたので思い切って行きました。
結論は、行って良かった!
映画でシンジとマリが階段を駆けあがるシーンが印象的で一番見たかった場所。
マリ「さあ、行こう、シンジくん」
シンジ「うん、行こう」
改札を出てどこへ行ったかは分からない。
しかし、チルドレンを卒業し、アダルトになったシンジが新しい一歩を踏み出した「うん、行こう」に凝縮されています。
映画公開ポスター「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」文言を実感するシーンです。
階段を撮影する時、清掃員さんが階段を掃除していました。
写真を撮ろうとすると、掃除中にもかかわらずわざわざ階段を降りて撮影させていただきました。
私は何度も何度も清掃員さんにお礼を言いました。
一番訪れたい、撮りたい場所を贅沢に独占できました。
宇部新川駅周辺は本当に何もない所、しかしエヴァファンなら行って後悔なし!
最後に、電車から降りた瞬間は、他の乗降客がいますので写真撮影はしばらくしてからの方がゆっくり撮れます。
次の電車は1時間後、まずは駅から出て、ポスターの踏切、ABホテル、一久ラーメンを堪能してから戻って撮影してもいいでしょう。