『夢をかなえるゾウ』はシリーズ累計430万部を突破。
1巻ではなんとなく成功したい平凡なサラリーマンの前に現れるインドの神ガネーシャ。
ゾウの姿をしたガネーシャは、妙な関西弁とともに成功する課題を伝授、凡人が課題をクリアしていきます。
課題は即効性のあるものではなく、自分で考え粘り強く取り組むもの。
ガネーシャの課題は巻末に名言とともにまとめて掲載、もちろん本文を読まないとイマイチしっくりきません。
読んだ人も実践したいなぁと思いつつも巻末の課題をみて、なんとなくこれをしようと思ったまま放置しているのでは?
私もそうだったので、一覧にまとめ、自分は何をするのか具体的に書き込んで実践してはいかがでしょうか。
一覧の使い方
1巻の一番初めのガネーシャの課題は「外であなたを支えている靴を大事にするため靴を磨きなさい」です。
この課題に対してやることは例えば「1週間に1度靴を磨く」「家に帰ったら毎回靴を磨く」など、自分に合った課題のクリア方法を書き込みます。
課題だけでは分かりにくいので補足を付けます。
1巻の課題は全部で29個。
課題一覧まとめ
1.靴を磨く
営業の商売道具「靴」を大事にするため靴を磨く。
2.コンビニで釣銭を募金
世の中の人を喜ばせ、助けるために募金する。
3.食事は腹八分目
自分をコントロールすることを楽しみ生活を変える。
4.人の欲を先取りして満たしてやる
人が何を望んでいるかを見抜き、その欲を満たす。
5.会った人を笑わせる
笑いでいい空気を作り、アイデア、やる気、優しさ、良い面を引き出す。
6.トイレ掃除
人がやりたがらないことを率先してやる。
7.まっすぐ帰宅
会社が終わった後の自由な時間は「自由に使える一番貴重な時間」。一番大事なことに使う。
8.その日がんばれた自分を褒める
成長や頑張りが楽しいと自分に教える。
9.1日何かをやめる
やめることで空いた場所に何か新しいものが入ってくる。何かを手に入れるには相応の代償を払う必要がある。
10.決めたことをやり続ける環境作り
意識を変えるではなく具体的な行動をする。
11.毎朝全身鏡を見て整える
意識や内面を変えるのは難しいが、外見を変えることで言動に影響を与える。
12.自分の一番得意なことを聞く
自分の仕事の価値を決めるのは他人。
13.自分の一番苦手なことを聞く
欠点を知り、欠点を支える長所を知る。
14.夢を楽しく想像
夢を思い描かなければならないとプレッシャーに感じるのではなく、勝手に想像してワクワクするのが本当の夢。
15.運が良いと口に出す
脳が勝手に運の良いことを探し始め、自分の身に起きた出来事から何かを学ぼうとする。
16.無料でもらう
無料で人に助けてもらうにはそれなりの理由がある。
17.明日の準備
一流は綿密な準備をして常に結果を出す。
18.一番身近で大切な人を喜ばせる
一番大切な人をおろそかにして、そうでない人に時間を注ぐ傾向を認識する。
19.人の良い所を見つけて褒める
人は自分の自尊心を満たしてくれる人の所に集まる。
20.長所を盗む
人を喜ばせるためにマネするのは恥ずかしいことではない。
21.求人情報を見る
大学を出て仕事を知らないまま会社に放り込まれる。仕事を間違えれば一生棒に振る。だから多くの仕事を見比べ経験し、これだと思える仕事を探すため求人情報を見る。
22.お参り
面倒、無意味、バカバカしいとやりたくない理由をつくる。しかし成功したいのであれば成功する可能性を信じ何でもやってみる。
23.人気店の理由を考察
客を喜ばせる工夫を学ぶ。
24.プレゼントして驚かせる
人が一番喜ぶのは期待や予想以上の時。
25.やらずに後悔していることを今日からやる
自分の人生に後悔を残して死ぬ人があまりに多い。だから今すぐやる。
26.サービスとして夢を語る
「金持ちになりたい」「いいクルマに乗りたい」と自分勝手な夢は人が聞いても楽しくない。しかし多くの人が聞きたい夢は世の中がその夢の実現を望んでいる。だからその夢は人を楽しくさせ応援される。
27.人の成功をサポート
自分が成功したいなら人の幸せや成功を願う愛でサポートする。
28.可能性を感じる所に応募
才能を誰かに判断される状況に身を置く。才能を認められることで自分で気づかなかった才能を見出し、人生が劇的に変わる。これを奇跡と呼ぶ。だから可能性を感じる所に応募する。「21.求人情報を見る」も自分の隠れた才能を見出す方法の一つ。
29.毎日感謝
自分の中の足りない部分を埋めるのではなく、自分は満たされている、幸せと感じ、他人の中で足りない部分に愛を注ぐ。