神戸華僑歴史博物館とは、神戸港の開港(1868年)とともに居留地には欧米人が商館を開きました。彼等とともに長崎や上海、香港などから神戸にやってきた華僑も、居留地の周辺に貿易商館を構え、中国人街を形成していきました。それがいまの南京町です。華僑は、国際貿易港として必要な機能を、上海や香港で培った経験をもとに、神戸でも展開していきました。理髪店、飲食店、洋服仕立て業、洋家具製造などのほか、船会社の代理店、為替仲買業など貿易実務の担い手でもありました。実は、国際貿易都市・神戸の発展に大きな役割を果したのは華僑だったのです。この博物館は、神戸華僑の生活と活動について、美術品から生活用具まで貴重な文物、文献、資料を展示しています。中国人と日本人との交流の足跡をたどり、一般にあまり知られていない華僑の世界を垣間見ることができます。神戸華僑歴史博物館は、1979年10月、神戸中華総商会ビル(KCCビル)が落成したときと同時に開館しました。神戸の華僑が自ら運営にあたる、世界的にも珍しい博物館です。
神戸華僑歴史博物館の場所は、南京町中華街より徒歩5分。
来館案内は日本語と中国語の併記。
お一人様1回につき
門票單日單次有效
入館料:一般(大人) 300円
門票:普通票(成人) 300日圓
水曜日・木曜日・金曜日・土曜日(祝祭日を除く)
星期三・四・五・六(日本的節假日除外)
10:00~17:00(最終入館16:30)
10:00~17:00(停止入館時間16:30)
開館日は、水、木、金、土、4日のみと条件は厳しい。
来館案内でまず料金が提示されているのが中国人的思考。
包み隠さず金の話を堂々とする中国人に好感が持てる。
博物館内は1フロアのみ、受付横にちょっとした物販、図書、机、テレビがありドラマが流れています。
それと、プリンターなどが置いてある事務所。
変面のイラストが描かれてます。
変面とは幾重にも面を被り、一瞬で次の面に変える中国芸。
テレビで変面のステージをみましたが、素早い動作に芸術性を感じる。
私のような中年オッサンの中国イメージは、ジャッキーチェン、ブルースリー、サモハンキンポー、キョンシー。
やはりこういう服をみると、キョンシーだ!とテンション上がります。
この時も中国人の友人と南京町で食事をした後、一緒に行き、「展示品は懐かしい?」と聞くと、「これは祖父母の時代のものだ」と。
80代以上の中国人がみれば、郷愁を覚えるでしょう。