甲子園に出場する近畿の常連校、大阪は大阪桐蔭高校、滋賀は近江高校、奈良は天理高校か智辯学園高校、和歌山は智辯和歌山高校。
では京都はというと特に決まっていない。
様々な高校が甲子園出場する可能性が京都にはあります。
しかしここ数年、京都で頭角を現してきたのが京都国際高校。
京都国際高校
京都国際高校の場所は、東福寺駅から東へ1.7km、徒歩25分、坂をあがった所。
通学登校時はスクールバスあり。
(京都国際高校は左へ)
七福神巡りや後水尾天皇が寝首を掻かれた時に身代わりとなった丈六釈迦如来像(丈六さん)で有名な泉涌寺の南に位置します。
京都国際高校の野球成績
2018年:春の京都大会で準決勝まで進出
2018年:秋の京都大会で決勝戦まで進出
2019年:春の京都大会で決勝戦まで進出
2021年:春の甲子園大会で2回戦まで進出
2021年:夏の甲子園大会で準決勝まで進出
2022年:春の甲子園大会に出場決定するも新型コロナ13人陽性で大会参加辞退
甲子園連続出場の成績、京都の甲子園常連校になりそうな気配です。
(緩やかな坂から右の急な坂の上が京都国際高校)
京都に長年住んでいますが、京都国際高校を知りませんでした。
甲子園出場して初めて知った高校、京都国際高校の主な沿革を見ます。
沿革
1947年:京都朝鮮中学開校
1951年:財団法人東邦学院設立、東邦学院中学校に校名変更
1958年:学校法人京都韓国学園設立
2003年:学校法人京都国際学園設立、京都国際中学高等学校全日制普通科設置
2004年:京都国際中学高等学校開校
学校自体は1947年に京都朝鮮中学で開校して古いのですが、2004年に京都国際中学高等学校が新しく開校しています。
(「とまれ」をあがった所が京都国際高校の正門)
どうやら私(現在中年の冴えないオッサン)が高校生の頃は京都国際高校というのはなかったようです。
スポーツ、特に甲子園出場は高校の知名度が上がりやすい。
京都に住む多くの人が京都国際高校を知るきっかけになったのではないでしょうか。