ガス代を節約したい方はすぐに読んでください。
なんとなく何かの警報器が義務化されたことは知ってるけど具体的に知らない方は必見です。
大阪ガスにガス開栓を頼むと、サービスマンが開栓と同時にガス警報器を「義務で必要だから」という理由で無理やり取付ます。
この「義務で必要だから」が曲者です。
住宅用火災警報器設置義務化
静岡市 https://www.city.shizuoka.lg.jp/000_005548.html
2006年6月1日から住宅用火災警報器設置が義務化されました。
これに伴い大阪ガスによって「ガス警報器ぴこぴこ」が取付られます。
ガス警報器ぴこぴこ
大阪ガス https://home.osakagas.co.jp/search_buy/piko_kemu/pikopiko/index.html
「ガス警報器ぴこぴこ」は、5年間使う上位モデルと下位モデルがあります。
上位モデル
検知:火災・ガス・CO
料金:リース367円/月(22020円/5年) 購入15180円
下位モデル
検知:ガス・CO
料金:リース314円/月(18840円/5年) 購入12300円
料金について、5年だとリースより購入の方が安い。
検知をみると「火災」があるかないか。
2006年6月1日から住宅用火災警報器設置が義務化されたので、上位モデルが設置されているかもしれません。
しかし、ガス・CO検知は義務化されていません、不要です。
住宅用火災警報器
ヨドバシ.com https://www.yodobashi.com/product/100000001004144032/
ヨドバシで2460円、ポイントを引くと2214円です。
しかも10年使えます。
まとめ
大阪ガスが取付ているのは「火災」を含んだ無駄なオプション付きの上位モデル。
「火災」を含んでいるので、サービスマンの「義務で必要だから」につながります。
月に367円のリース料を払っているのなら、2006年6月から2021年の15年間で6万円以上を無駄に払い続けていることになります。
5年更新においても2年縛りがあるので、2年以内に解約すると違約金1000円必要です。
しかし、ガス代を節約したい方はすぐにでも解約して、安い住宅用火災警報器をホームセンターや家電量販店で購入することをオススメします。
感想
なぜ今回このような記事を書いたかのか?
最近実家の一軒家にいる時に大阪ガスのサービスマンが定期点検でやってきました。点検が終わった後に、警報器がリースだと知り、一軒家だから購入にしたいと相談、さらに安いモデルは無いのと聞くと、下位モデルを勧められました。しかしよくよく話を聞くと、下位モデルはガス・COを検知するけど、火災は検知しない。義務化されているのは火災だと知ります。「じゃあ下位モデルを購入する意味は?」と疑問をサービスマンにぶつけると、それはオプションで、火災警報器はホームセンター等で安く買えると分かります。しかも10年使える!
大阪ガス https://home.osakagas.co.jp/search_buy/kurupiko/index.html
消費者がよく分からないものを何年も取付られているのに怒りを覚え今回この記事を書くことにしました。しかも実家には「くるぴこ(ガスと火災の監視&出動サービス)」までついていました。マジいらない。お手軽価格じゃないし。
また、ガス給湯器が壊れた時、大阪ガスのサービスマンが来て直してくれました。ついでに風呂場の点検をして、壁や浴槽の痛みから風呂場も直した方がいいと言われ、「考えとく」と言って帰ってもらいました。関西で「考えとく」は「不要」を意味するのですが、サービスマンは意味を知らないのかわざとなのか、後日から何度もウザいくらい営業電話や訪問がありました。さすがに直さないとはっきり伝えると営業はなくなりましたが強引な押売のような営業にうんざりしました。
私が大阪の賃貸マンションに住んだ時も、開栓を大阪ガスに頼むとサービスマンが「義務で必要だから」という理由で警報器がリース取付されました。なんとなく何かが義務化されたのは知っていたので「そーか取付ないといけないのか」と承諾してしまったのは悔しい。
かつて電気やガスの会社はほぼ一択でした。そこにつけ込んできたない営業をゴリ押し、消費者を罠に嵌める詐欺まがいの行為は許せない。
これからも住宅用火災警報器設置が義務化され続けるでしょう。大阪ガスの「ガス警報器ぴこぴこ」で無駄な出費をし続けている方の節約にこの記事がつながれば幸いです。
※ガス・CO検知が不要な方のための内容です